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Tuesday, June 16, 2020

中国でマスクの次に品切れになった商品とは(JBpress) - Yahoo!ニュース

 (山田 珠世:中国・上海在住コラムニスト)  新型コロナウイルスの影響で、中国各地でマスクの次に品切れが続出したと言われるモノがある。それは「加熱式食品」だ。 【写真】中国の通販サイト「淘宝(タオバオ)」で売られている加熱式食品  コロナ禍を受けた中国では、まずカップ麺などのインスタント食品が店頭から姿を消した。同時に、巣ごもり消費として一気に需要が加速したのが、加熱式の容器を使った加熱式食品だった。  日本でも加熱式容器を使った駅弁が売られている。だが、中国で加熱式食品は「温めて食べる弁当」という感覚ではなく、インスタント食品の一種という位置づけでスーパーやコンビニなどで広く売られている。  白米、粥、ラーメン、カレーライス、中華料理など様々な種類があるが、最初に人気が出始めたのは「加熱式火鍋(加熱式鍋)」だ。この言葉はネットの流行語にもなった。加熱式火鍋は、乾燥野菜や豆腐、春雨、スープの素などが入った激辛味のインスタント鍋料理である。

■ 通販サイトで品切れが続出  中国の調査機関である中商産業研究院によると、中国インスタント食品の2019年の市場規模は4501億3000万元だった。中でも、加熱式食品の人気の高まりが全体を押し上げており、2020年のインスタント食品市場は4812億元規模になると予測されている。このうち加熱式食品の市場規模は40億元(約600億円)になることが見込まれているという。2年前の2018年からは1.5倍となる計算だ。  今年に入ってからのコロナ禍を受け、病院に詰める医療関係者、外出制限で“軟禁”状態になった若者たち、リモートワークが終わって出勤し始めたサラリーマンなど、さまざまな人たちが加熱式食品を利用するようになった。加熱式食品の便利さ、手軽さ、ストックしやすさなどに加え、ご飯まで楽しめるという幅広さが、この時期の需要にマッチしたと言える。  通販サイトの「淘宝(タオバオ)」によると、今年(2020年)1月20日~2月2日の期間、加熱式食品は人気商品として2位にランクイン。加熱式白米は前年同期比約3.5倍となり、インスタント麺の2.3倍を上回った。加熱式白米の販売急増に、スーパーやコンビニでも需要が供給に追い付かない状況が出現。淘宝をはじめとする他の通販サイトでも品切れが続出したという。 ■ 2017年から市場拡大、コロナが追い風に  もともと中国で加熱式食品は、軍隊が軍事行動をする際や野外活動時に利用されていた。一般家庭にまで普及したのはここ数年のことだ。

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