Gaya Kabar: ８月も終わり中部地方、猛暑続く

Monday, August 31, 2020

ＪＲ名古屋駅周辺のビル群。（左）は、サーモグラフィーカメラで撮影した（温度が高い順にピンク、赤、黄、緑、青色を示す）＝３１日午前１０時１０分、名古屋・名駅で（大橋脩人撮影）

　中部地方は八月最後の三十一日も朝から気温がぐんぐん上がり、幅広い地域で厳しい猛暑が続いた。温度の違いを色分けするサーモグラフィーカメラでＪＲ名古屋駅周辺を撮影すると、高層ビル群やアスファルトが高温を示すピンクや赤色に染まった。

　赤外線を感知して対象物の温度を色分けするサーモグラフィーカメラ。温度が高い順にピンク、赤、黄、緑、青色になる。午前十時すぎに名駅前でカメラを構えると、もろに日差しを受けたビルの壁面や道路はピンクや赤色に覆われた。

　この日の名古屋市の予想最高気温は三八度。自転車で銀行に向かっていた名古屋市中村区の無職加藤司郎さん（７５）は「マスクを着けていると息苦しくてたまらない。暑い日が続きそうなので、夜も水分を取って熱中症に気を付けています」と話した。

　名古屋地方気象台によると、午後一時までに名古屋市は三七度を観測し、八月の猛暑日数は二十二日に上った。今月の平均気温は前日までで三〇・三度に達し、一八九〇年の観測開始以来で最高になる見通し。一番暑い八月と言えそうだ。

Gaya Kabar