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Wednesday, September 2, 2020

高3の夏、燃え尽きて野球をやめる悪弊は終わりにすべき。甲子園交流試合で感じた「球児の成長」(REAL SPORTS) - Yahoo!ニュース

「いつも通りの甲子園」がない夏が終わった。負けたら終わり、汗と涙の筋書きのないドラマの不在を嘆く声も多くあがったが、作家・スポーツライターの小林信也氏は選抜高等学校野球大会に出場する予定だった32校で行われた2020年甲子園高校野球交流試合に例年とは違う「球児の成長」を見たという。 (文=小林信也、写真=KyodoNews)

異常に少なかった、わずか2本の柵越えホームランが意味するもの

今年は高校野球の“甲子園”が春夏とも中止となる異例の事態となった。そんな中、8月に『2020年甲子園高校野球交流試合』が開催され、センバツに出場する予定だった32校がそれぞれ1試合ずつ甲子園で試合する機会を与えられた。 結果を俯瞰(ふかん)すると接戦が多かった。1点差が4試合、2点差が6試合、5点差以上の試合は4試合にとどまった。 例年と大きく違ったのが何よりホームランの数だ。全16試合で3本。うち1本はランニングホームランだから、柵越えは2本しかなかった。 過去3年間の1試合あたりのホームラン数を調べると、昨年がちょうど平均1本で計48本、一昨年は0.9本で計51本、3年前が1.4本で計68本だ。いつもの夏は1試合に1本前後の割合で柵越えが出ている。 この数字は何を意味するのか? 高校野球ファンや指導者の間でも話題になった。 指導者の声を総合すると、「春からの練習不足でレベルが低かった」「出場が1試合に限られたため、強打者が力んで空回りした」「好投手が多かった」などの理由が指摘されている。

ホームラン減は「飛ばないボール」が使われたから?

熱心なファンやメディアからは、「飛ばないボールが使われたためではないか」との推論もあった。 昨夏、打球が投手を直撃する事故があった。バットの性能が上がり、打者たちの筋力が飛躍的に向上する高校球界にあって、投手の安全を守る対策は最優先課題の一つになっている。日本高野連は昨年の大会後すぐ、アメリカで開発されている低反発バットの導入を決め、国内メーカー各社に製造の依頼をしている。だがまだ採用に至っていないため、「飛ばないボールを使うことで安全を担保したのではないか」という読みだ。 しかし、メディアの質問に日本高野連の小倉好正事務局長は「これまでと同じものを使わせていただいています」と回答。 私も理事の一人に確認したが「日本高野連はボールの変更を要請していない」という。公認メーカーが独自に反発係数の低いボールを提供した可能性もなくはないが、ボールが同じとすれば、理由はやはり別にあることになる。

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September 03, 2020 at 12:14PM
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