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Sunday, November 29, 2020

『エール』の超上手な終わり方。やりすぎないことがとにかく大事! - 論座

 終わりよければすべてよし。

 とは朝ドラ『エール』のためにあるような言葉であった。

 『エール』の最終回と、そのひとつ前の回、ご覧になりました? この2回で、数々の「エールに対するいちゃもん」は「もういい、水に流そう」という気持ちになった。

 終わり方、終わらせ方ひとつで、失敗局面も大逆転できる、そのことがよくわかりました、『エール』のラストを見ていて。

 私は『エール』の良い視聴者ではない。なので大量のいちゃもんを抱えていたのです。

 『エール』がダメな朝ドラだというわけではない。ときどき朝ドラに現れる「作品の体をなしていない脚本や演出」(例:『半分、青い。』とか『ウェルかめ』とか……)みたいなことはなく、金も才能も工夫もちゃんと注ぎ込まれた朝ドラであったとは思う。

古山裕一(窪田正孝)=NHK「エール」の公式サイトより拡大NHKの連続テレビ小説「エール」の主人公・古山裕一(窪田正孝)。モデルは作曲家・古関裕而=NHK提供

 でも私はハマれなかった。朝ドラでは珍しい男性主人公モノだが、あの古関裕而をモデルにした古山裕一というキャラがなんか中途半端で、あんまり音楽家っぽく感じられなかったんですよね。「音楽の神様に選ばれた人」感が足りなかったというか。といって「片思いでもいい! 音楽に恋し続ける!」というストーリーでもなかったよなあ。「音楽が好きで好きでたまらない」のと「音楽が湧いて湧いてたまらない」のが、その時々で都合よく出てくるなあと感じてしまった。どうもそのへんがはんぱな感じで。まあ、それは私がそう感じてしまったというだけのことで、ドラマ全体を壊すまでのことではなかったと思うが。

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