国内女子ツアーの新人戦、加賀電子杯(10日開幕、千葉・グレートアイランド)の前日練習が9日行われ、ミレニアム世代の安田祐香(19=NEC)らが参加した。

大会は2日間、36ホールで行われる。昨年はプロテストの日程変更で中止となり18年以来の開催。安田は、練習ラウンド終了後に「今年最後の大会。いい成績で終わりたい」と決意を語った。

アマ時代の実績から活躍が期待された今年だったが、頸椎(けいつい)捻挫などで3試合を欠場。結果につながらないプロ1年目となったが「良くなかった試合もあるが、粘り強いゴルフができたり、(復帰後の)10月の試合とかも出た試合でいいゴルフができたりしていた。ただ、いいゴルフが続けられないので、成績につながっていない」と振り返った。

オフに向けて「いっぱい食べて、ケガしない体作りをしていきたい」と体作りに重点を置くことを強調。基礎トレーニングでスイングのインパクトゾーンのスピードを上げて行くことへの取り組みを具体的に挙げていた。

新世紀世代で今年トップ10に2度入るなど活躍した山下美夢有(19=フリー)は「(新人戦は)ちょっと緊張もあるが、楽しくプレーしたい。今年最後の試合なので、来年に向けて課題も見つけたい」と話していた。