「朝ドラ」や「大河」からコメディータッチのホームドラマまで、脚本家・小松江里子さんは記憶に残る多くの作品を生み出してきた。脚本を書く上で欠かせず、もう一歩先へ進む勇気をくれるという愛用の万年筆(ローラーボール)について話してもらった。
このペンはイタリアの老舗モンテグラッパの万年筆です。ほどよい重量感があって、流れるように書けるのに、字が崩れない。仕事場の机にはいつもこのペンを置き、思いついたアイデアやセリフをメモしています。虹色の柄なので、その日の気分に合わせて目に入る色を変え、仕事に向かう気持ちを高めています。
イタリアに旅行した友だちが6、7年前にプレゼントしてくれたもので、このペンには「成功と希望」という名前がついているそうです。NHKで「どんど晴れ」や「天地人」の脚本といった大きな仕事を手がけた後だったので、次の一歩を踏み出して、と「成功と希望」に励まされたような気がしました。
脚本を書くのは、楽しいけれど…
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