11月5日の「コール オブ デューティ ヴァンガード」(PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)のリリースと同時に適用され,年末の配信が予定されている「Call of Duty Warzone」の最新アップデート「Pacific Update」でも対応するという。
オンラインゲームのチート行為は,多くのメーカーや,フェアなプレイを望む多くのゲーマーにとっては大きな悩みの種だ。独自の,またはサードパーティのアンチチートプログラムを使用するといった対策が採られているものの,いたちごっこが続いているという印象は拭えない。
「RICOCHET Anti-Cheat」は,チート対策をカーネルレベルのドライバを使って行うもので,アプリケーションやドライバの動きを詳細にモニタリングするという。仕組みとしては,Riot Gamesが「VALORANT」向けに開発した「Riot Vanguard」や,サードパーティのアンチチートミドルウェアである「PunkBuster」や「BattlEye」などと同様の仕組みとなる。
「コール オブ デューティ」シリーズでは,すでに「RICOCHET Anti-Cheat」を使ったテストが行われており,今年8月には「ブラックオプス コールドウォー」でチートプログラムを使用した約5万人のアカウントが削除された。
一方で,カーネルレベルのドライバには,スパイウェアであることが疑われたり,PCの動作を遅くすると思われることがあり,一部のゲーマーに強い拒否反応を示されることも多い。
そのため,「RICOCHET Anti-Cheat」の発表においてActivisionは,「ゲームの起動と開始にチート対策プログラムが起動し,ゲームを終了すると同時にプログラムもシャットダウンする」と,“オールウェイズ・オン”ではないことを説明し,ゲーム以外の情報を収集しないことなどの強調している。そのうえで,既存のものより精密で,発売後に起こり得るさまざまな問題にも迅速に対処できるツールだとしている。
「RICOCHET Anti-Cheat」については,公式サイトに詳しく説明されているので,目をとおしてほしい。
からの記事と詳細 ( Activisionが「コール オブ デューティ」向けのチート対策プログラム「RICOCHET Anti-Cheat」を発表。VanguardやWarzoneで対応を予定 - 4Gamer.net )
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科学&テクノロジー
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