千葉県香取市に100年以上前の大正時代に建設され、銀行として使用された建物の修復工事が終わり、4日、内覧会が開かれました。
香取市佐原にある「三菱銀行佐原旧本館」は、今から108年前の大正3年に建設され、銅板ぶきのドーム屋根とれんが造りが特徴の洋風建築の建物です。
11年前の東日本大震災で外壁に亀裂が見つかるなどして、一般公開は中止になっていましたが、耐震工事や修復工事が終わり、4日報道向けの内覧会が開かれました。
工事では、建設当時の写真や設計図を元に、同じ材料や工法を用いて大理石の暖炉やらせん階段、それに、けやきで作られた受け付けカウンターが復元されました。
また、建物の中にある火災を防ぐためのシャッターも復元され、当時の建築技術の高さがうかがえるということです。
香取市生涯学習課の高岡洋一課長は「建物自体が貴重な文化財なので、古い町並みのシンボルとして多くの人に訪れてほしいです」と話しています。
一般公開は今月9日の午後1時からで、入場は無料です。
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