ＭＦ原口＆ＭＦ遠藤が意気込み「最後は勝って終わりたい」 - サンケイスポーツ

日本代表・原口元気（左）

サッカー・日本代表合宿（１２日、大阪府内）ＭＦ原口元気（３１）＝ウニオン・ベルリン＝とＭＦ遠藤航（２９）＝シュツットガルト＝がオンラインで取材に応じ、１４日のチュニジア戦に向けて意気込んだ。

「しっかり勝って、この６月の４試合を締めくくりたい」と原口が言えば、遠藤も「チームの勝利に貢献したいし、こういう連戦でもパフォーマンスを落とさずに、最後は勝って終わりたい」と前を向いた。

今年１１月開幕のＷ杯カタール大会。日本サッカー界初のベスト８進出を目指す中、６月シリーズでは〝本気〟のブラジルと対戦した。ただ０ー１で敗れ、攻撃力には大きな課題も露呈した。原口は「一つは速攻。もう一つは、あえて時間を作って攻めること。この２つが大事で、どちらの精度も上げていくことが必要」と説いた。さらに、所属クラブでもインサイドハーフでプレーしていることで、「運動量にストレスを感じることはなかった。１対１や球際でネイマールにやられる感じはしなかった」と、強豪国との対戦に自信を深めた様子だった。

一方の遠藤は、ここまで中３日で全３試合に出場し「個人的には問題はない」と、Ｗ杯本大会へ不安はなさそう。さらに今シリーズはＷ杯１次リーグのドイツ戦、スペイン戦を意識するというよりは「これまで新たなメンバーを招集できていなかった中で、チャンスをもらった選手たちがどれだけやれるか。個人的にもいろんなメンバーとやることで、その選手の良さだとか、チームのオプションの幅を広げていくということ」と説明。日本がＷ杯でいかに勝つか、どう準備していくか、その大事さを訴えた。

３１歳と２９歳の両ベテランが、それぞれの目線でＷ杯を見据え、最後のチュニジア戦に挑む。

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