対局中だけ見れば、静かで真面目といった印象を受けやすい将棋棋士だが、私生活は他の人々と何ら変わらず、中には驚くようなエピソードの持ち主がいる。関西の実力者・稲葉陽八段(31)も、実はその一人だった。学生時代の恋愛話から、棋士になってからの痛恨の失敗まで、聞けば何か出てくるなかなかの「ネタの宝庫」だった。
稲葉八段の自伝が語られたきっかけは、プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」でチームを組む佐々木大地五段(24)、山崎隆之八段(39)とのトークから。大会前、チームワークを高めようと各自が書き込んだプロフィールを覚え、将棋を指しながらそれをクイズ形式で答えるという企画が行われたが、その中に数々のネタが仕込まれていた。
基本問題の生年月日から棋士としてのライバル、棋士じゃなければ就きたかった職業など、幅広いプロフィールが明かされる中、一同から笑いが起きたのが、稲葉八段の恋愛失敗談。「高校生の時に連絡先を聞いた女の子の彼氏が不良でそれに絡まれた」と、しっかり覚えていた佐々木五段が答えると、稲葉八段本人からも「結構やばかったんですよ。不良の人がブォーって集まって囲まれたんです。こっちは(彼氏がいると)知らなかったんで」と、恐怖体験を振り返った。
まさか声をかけた女性が彼氏持ち、さらには不良ともなれば冷や汗もの。「メールしてるだけです、ごめんなさいといって許してもらったんですけどね。すごく囲まれたんで、『マジか!?』みたいな…。この世の終わりになるんちゃうかなと思った」と、苦笑いを続けていた。
恋愛の失敗談は不運だったが、お酒についての失敗談は自ら招いた不幸かもしれない。稲葉八段の「人生一番の失敗」は、お酒を飲みすぎて記憶をなくしたこと。そのまま家で寝ているのであれば特に問題はないが、飲んでいた場所が悪かった。山崎八段が「仲間内でバーベキューをした時、急性アルコール中毒になって、救急車で運ばれましたよね」と暴露されると、稲葉八段も「しゃべるかどうか悩んだんです」とまた苦笑い。ただ、そのままでは終わらないのが関西人か「その時に一番驚いたのが、豊島竜王・名人に『救急車デビューおめでとう』と言われたこと」と、さらにひとネタ追加。笑いをひときわ大きくしていた。
◆第3回AbemaTVトーナメント
持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行い、1回の対戦は三番勝負。3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝賞金1000万円。
◆出場チーム&リーダー
豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)
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April 30, 2020 at 09:01AM
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「不良に囲まれてこの世の終わりかと…」「飲みすぎて救急車で運ばれた」稲葉陽八段の隠された自伝/将棋・AbemaTVトーナメント(AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース
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