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Monday, January 4, 2021

米株バブルに警告の声高まる 「悪い終わり方」共通点、複数が該当 - SankeiBiz

 新規株式公開(IPO)市場は熱狂的な様相を呈し、株式のバリュエーション(価値評価)はインターネットバブル期以来の高水準で推移し、ナスダック100種株価指数は2年で2倍になり割高となり、ボラティリティー(変動性)は高止まり。これが2020年に大きなリターンを得た投資家の背景にある構図だ。

 20年の株価上昇は簡単には説明がつかないものの、米株式市場にバブルを警告する専門家の声は高まっている。

 相場が合理的な上昇から行き過ぎに転じる瞬間を知るのはいつも難しい。だが、歴史がヒントになるとすれば、今の市場環境の多くはバブルの条件を満たしている公算が大きい。

 ハーバード大学の研究者らの19年の論文は、株価上昇が悪い終わり方をするケースの共通点として、発行増加、高いボラティリティー、セクターまたは指数が2倍になり市場全体に比べて2倍のバリュエーションとなることなどを特定した。これらは現状に当てはまるか、ほぼ当てはまる。

 アルファオメガ・アドバイザーズの創業者、ピーター・チェッキーニ氏はブルームバーグのポッドキャストで、「市場にバブルになっている部分があるかといえば、明らかにそうだ」と述べ、「その多くは投機的なテクノロジー銘柄であることは明確だ」と付け加えた。

 株式発行、IPO、ブランクチェック(白地小切手)会社と呼ばれる特別目的買収会社(SPAC)の人気の高まりで、ブルームバーグの集計データによれば、20年の米企業による新株発行は3680億ドル(約38兆円)と、前回の最高水準を54%上回った。

 スノーフレイク、エアビーアンドビー、ドアダッシュなどがIPOで集めた総額は過去最高の1800億ドルに達した。ルネッサンス・キャピタルの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のビル・スミス氏によれば、上場初日の上昇は20年ぶり高水準だった。

 ハーバード・ビジネス・スクールの教授で19年の論文の共著者、ロビン・グリーンウッド氏は、「これらははっきりした兆候だ」とし、「相場調整の可能性は今日、過去の平均よりもずっと高くなっている」と述べた。(ブルームバーグ Vildana Hajric、Elena Popina)

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