愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡付近でケミカル船と衝突した日本の貨物船が沈没し、船長ら3人が行方不明になった事故で、海上保安庁は29日、特殊救難隊員らを海に潜らせて貨物船の船尾付近にある機関室を中心に捜索を続けた。現場の海底は水深約70メートルで、暗く水圧も高いため難航している。
今治海上保安部によると、現場海域は潮の流れが速く、ほぼ6時間おきに潮流が逆転する。潮の流れが弱まる時間帯を狙って行方不明者が当時いたとみられる機関室を調べている。
来島海峡は潮流の向きで航行ルートが変わり、事故が起きた海峡の西口はすれ違う船の進路が交差するポイントだった。海上保安庁は28日、ケミカル船の船長、貨物船「白虎」乗組員の双方から事故当時の状況を聴いた。今後も聴取を続ける方針。
愛媛県今治市沖の来島(くるしま)海峡付近でケミカル船と衝突した日本の貨物船が沈没し、船長ら3人が行方不明になった事故で、海上保安庁は29日、特殊救難隊員らを海に潜らせて貨物船の船尾付近にある機関室を中心に捜索を続けた。現場の海底は水深約70メートルで、暗く水圧も高いため難航している。
今治海上保安部によると、現場海域は潮の流れが速く、ほぼ6時間おきに潮流が逆転する。潮の流れが弱まる時間帯を狙って行方不明者が当時いたとみられる機関室を調べている。
来島海峡は潮流の向きで航行ルートが変わり、事故が起きた海峡の西口はすれ違う船の進路が交差するポイントだった。海上保安庁は28日、ケミカル船の船長、貨物船「白虎」乗組員の双方から事故当時の状況を聴いた。今後も聴取を続ける方針。
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