- 展覧会主旨
6世紀、その中継地となったアフガニスタンのバーミヤンの磨崖に、像高55メートルの弥勒の大仏(西大仏)が刻まれ、多くの人々の信仰を集めていました。しかし、あいつぐ戦乱の中で、バーミヤンの仏たちは破壊され、往古の姿を失ってしまいました。
本展では、ガンダーラとアフガニスタンの弥勒菩薩像、スーパークローン文化財の技術をもって原寸大復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画の《青の弥勒》を中心に、スーパークローンの敦煌莫高窟275窟交脚弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁を一堂に会し、弥勒の道を辿ります。
本展は「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」(2015年)、「素心伝心 —クローン文化財 失われた刻の再生」(2017年)に次ぐ、文部科学省が推し進める「革新的イノベーション創出プログラム」事業の成果発表の場となる展覧会です。
- 主な展示作品
・バーミヤンE窟仏龕及び天井壁画《青の弥勒》 想定復元(2021年)(東京藝術大学COI拠点)
・敦煌莫高窟275窟《弥勒交脚像》再現(70%縮小)(東京藝術大学COI拠点)
・法隆寺金堂9号壁画《弥勒説法図》 想定復元(東京藝術大学COI拠点)
・《弥勒来迎図》模写(芸大美術館)
・《弥勒三尊像》(芸大美術館)
・《バラモン形菩薩頭部》 (平山郁夫シルクロード美術館)
・《弥勒菩薩坐像》(平山郁夫シルクロード美術館)
・東大寺中性院《弥勒菩薩立像》模刻(個人蔵)
- 会期中イベント
『 弥勒の道からのメッセージ 〜スーパークローン文化財で蘇ったバーミヤン「青の弥勒」は何を語るのか〜 』
2021年 9 月 21 日[火] 13:00~16:30
≫ 当日のご視聴は(https://live.kit-ai.jp/streaming/miroku0921/index)から
- 開催概要
Message from the Future: The Exhibition of the World of MIROKU
【 会 場 】 東京藝術大学大学美術館 3F
【 会 期 】 2021年9月11日(土)〜2021年10月10日(日)
【開館時間】 10:00〜17:00(最終入場16:30)
【 休 館 日】 月曜日、9月21日(火)〈オンラインにてシンポジウムの開催〉 ※ 9月20日(月・祝)は開館
主催:東京藝術大学、平山郁夫シルクロード美術館、日本経済新聞社
共催:敦煌研究院
協力:雲岡研究院、龍門石窟研究院、麦積山石窟芸術研究所、甘粛炳霊寺文物保護研究所
特別協賛:株式会社ミロク情報サービス
助成:公益財団法人 関西・大阪21世紀協会、一般社団法人 東京倶楽部、公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団、藝大フレンズ賛助金
企画制作:東京藝術大学COI 拠点、ユーラシア文化交流センター
※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止策を行い開館いたします。皆様のご来館を心よりお待ちしております。
※ 本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性がございます。
- チケット情報
大学生当日: 700円
※当日窓口販売のみ
※高校生以下及び18歳未満、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
- アクセス
東京藝術大学大学美術館
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
https://www.geidai.ac.jp/museum/
JR上野駅(公園口) より 徒歩10分
京成上野駅(正面口) より 徒歩15分
東京メトロ千代田線根津駅(1番出口) より 徒歩10分
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅(7番出口) より 徒歩15分
※ 駐車場はございませんので、お車での来館はご遠慮ください。
- 公式webサイト・SNS
【instagram】https://www.instagram.com
- お問い合わせ
からの記事と詳細 ( 【東京藝術大学大学美術館】「 みろく - 終わりの彼方 弥勒の世界 - 」展(9/10~10/10)開催! - PR TIMES )
https://ift.tt/3fL3Tqi
No comments:
Post a Comment