パドレス・ダルビッシュ有投手が2日、今季を総括するオンライン記者会見に臨み「始まりは良かったけれど、悔しい終わり方をした」と振り返った。

カブスから移籍1年目の今季の前半戦は、開幕投手を務めて7勝3敗、防御率3・09と活躍。オールスター戦に選ばれた。だが、前半戦最後に痛めた左股関節をかばいながら投げた後半戦は1勝8敗、防御率6・16に終わり「良くなかったことばかりが(印象に)残っている」と漏らした。

9月28日の登板後にはもう1試合投げる意欲を示していたが、検査で股関節の関節唇に損傷が見つかったことで断念。「そんなに悪い状態ではないので普通に休んで、リハビリをしながらもう1回ビルドアップ(段階的に強化)していくという形になると思う」とオフの計画を示した。(共同)