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シン・クロニクル
2回目以降の特効キャラが気になるところ
セガより配信中の『シン・クロニクル』(以下、『シンクロ』)にて、2022年4月7日から4月13日までのあいだ、本作初のレイドボスイベント“世界ノ終わり”が開催された。
本稿では、初の開催となったレイドボスイベントの概要と、実際にプレイしてみての所感をまとめてお届けする。
特効重視ながら初回の参加ハードルは低め
“世界ノ終わり”は、全プレイヤーが協力して敵の撃破を目指すイベント。
細かい説明をする前に、本イベント最大の特徴とも言える特効キャラについて触れておこう。
特効キャラはイベントでの戦力が文字通り桁違いにアップする。本イベントでは特効キャラで戦うことを前提に考えたほうがよさそうだ。
ただし初回は第1章クリアー時点で確保できるキャラが4人おり、残り2枠に編成する特効キャラも(ガチャ運が絡むとは言え)比較的入手しやすく、ゲームを始めたばかりのプレイヤーでも特効キャラで戦いやすいイベントとなっていた。
特効キャラは単純に戦力が高くなるだけでなく、世界ノ終わり独自の“絆Chain”にも影響する。
絆Chainは通常のChain同様に与えるダメージにボーナスを発生させるものだが、Chain数は編成した特効キャラの数と戦闘に参加したプレイヤーの数に応じて増加する。
通常のChainとはChain数の増えかたもダメージの伸びかたも圧倒的に異なるので、戦闘に参加する4人だけでなく控えのふたりも含め全員特効キャラで編成するのが望ましい。
支援効果でビギナーも参加しやすく、ジェムや仲間が獲得可能
世界ノ終わりは全プレイヤーが協力して戦うイベントではあるが、個々のプレイヤーの戦闘は独立しており、バトルはいつも通り。
敵を倒し切れなかった場合は自動でフレンドに救援要請が行われ、フレンドも戦いに参加できるようになる。
ほかのプレイヤーとの意思疎通を図る必要はなく、バトルに使用するイベントAPは通常のクエストで使用するAPとは別枠になっているため、本編の進行や育成と並行して気軽に遊べるコンテンツだ。
イベントで登場する敵はいずれも膨大なHP量を誇るが、前述の絆Chainによる爆発的なダメージアップに加え、イベントAPを多く消費することで得られる恩恵も大きい。
通常はイベントAPを1しか使わないが、AP消費を3に増やすことで攻撃力5倍、毎ターンの獲得BP増加、戦闘不能にならない、戦闘ターンが増加、などの恩恵が得られる。
ふつうに挑むと3ターンかけて攻撃しても倒し切れない敵も、AP消費を増やす全力攻撃で挑めば1キャラの攻撃で撃破できるようになるなど、効果は非常に大きい。
本イベントではマップ探索はなく、出現する敵(尖兵、強敵、魔人、使徒の4種類)を選んでバトルに突入する。
敵によって戦闘参加や撃破時にもらえる報酬は異なり、交換所で使用する交換アイテムやイベントで仲間になる魔人の宿星、そしてイベントの戦闘開始時に全体攻撃を行える水銀の砲弾などが手に入る。
世界ノ終わりのメイン報酬と言えるのは、仲間となる魔人だ。
魔人は単純に味方ユニットとして編成できるだけでなく、通常のキャラとは違う特徴として“シンクロアビリティ”を持っている。
シンクロアビリティは習得することで魔人だけでなく、魔人のもととなったキャラクターもその恩恵を受けられるというもの。
魔人の入手に必要な宿星は魔人との戦いで直接入手できるが、おもな入手経路は交換所での交換、そして“根源の枝”の進行報酬だ。
根源の枝はサブイベントのようなもので、自分で発見したいちばんレベルの高い尖兵を撃破することで進行し、報酬を得ることができる。
第2回以降の特効キャラはどうなる?
初めて開催された世界ノ終わりを振り返ってみると、特効キャラさえ揃えばあとはAPや水銀の砲弾、救援要請などを駆使してひたすらに敵を撃破するシンプルなイベントだった。
もちろん、特効キャラでなくとも戦闘に参加してダメージに貢献することはできるが、戦力上昇や絆Chainの加算効果を考えると、やはり特効キャラを前提にしたイベントと言える。
今回は初回ということもあってか全プレイヤーが所持している、入手しやすいキャラクターが特効枠に選ばれたが、今後開催される際は誰が特効キャラになるのかが気になるところ。
初回のラインアップに2章以降のキーキャラクターが追加されていくなど、初回の遊びやすさを維持しつつ2章以降で活躍するキャラも参戦できる場になってくれることに期待だ。
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