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Saturday, June 20, 2020

まもなく部分日食、次回は約3年後 - ウェザーニュース

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2020/06/21 14:46 ウェザーニュース

夏至の日の今日21日(日)の夕方に、日本全国で部分日食を見ることができます。日本から日食が見られるのは昨年の12月26日以来、約半年ぶりとなります。

部分日食とは、月が太陽の前を横切る時、月によって太陽の一部が隠される現象です。

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梅雨前線が南に離れて停滞するため、日本海側ほど見られる所が多くなります。太平洋側も雲の隙間や薄雲越しにチャンスがありそうです。

北海道は西から近づく低気圧の影響で雲が広がりやすく、見られる地域は限られます。

梅雨前線に近い沖縄本島は雲に覆われてしまい、難しそうです。

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各地の食の最大の時間と太陽の欠け方

南西の地域ほど欠け具合が大きく、継続時間が長くなり、那覇では最大食分0.84(太陽の直径の84%が隠される)で継続時間は約2時間20分となります。現象が起こる時刻や食の継続時間、太陽の高さなどは場所により異なるため、事前にご確認ください。一年で最も昼が長い夏至の日に起こる日食を、是非楽しんでみてください。

【主な地点の日食タイムスケジュール】
《札幌》
食の始め  16時12分頃
食の最大  17時00分頃
食の終わり 17時45分頃

《仙台》
食の始め  16時12分頃
食の最大  17時07分頃
食の終わり 17時57分頃

《東京》
食の始め  16時11分頃
食の最大  17時10分頃
食の終わり 18時03分頃

《京都》
食の始め  16時06分頃
食の最大  17時09分頃
食の終わり 18時06分頃

《福岡》
食の始め  15時59分頃
食の最大  17時09分頃
食の終わり 18時11分頃

《那覇》
食の始め  15時59分頃
食の最大  17時16分頃
食の終わり 18時23分頃

なお、この日食はアフリカ~インド、中国、台湾では、継続時間1分前後の金環日食となります。継続時間が短いので、細いリングが見えそうです。

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日食を観測する際は、必ず日食グラスなど太陽観測用の減光フィルターを用いた道具を使うようにしてください。肉眼で観測しても、太陽が欠けている様子はわかりませんし、少しの間の観測でも目を痛める恐れがあります。

また、サングラスや雲越しの観測も危険なので、絶対にしないでください。

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梅雨前線は本州南岸に停滞し、関東沖を低気圧が通過します。

関東は東よりの風が吹いて雲が広がりやすいものの、隙間から観測のチャンスがあります。ただ、関東沖を通過する低気圧の位置が北にずれると雲が多くなってしまう可能性があります。

西日本は、広範囲で晴れて観測ができそうです。前線に近い太平洋側では雲が広がりますが、薄雲が中心となるため、雲越しに観測のチャンスがあります。

気圧の谷の影響を受ける北海道や、東よりの風が吹き込む東北太平洋側、梅雨前線が南下する沖縄は雲に覆われて観測は難しそうです。

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国立天文台

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