● “不完全燃焼”で終わる片づけには 共通の原因がある 私は、整理収納サポートのご依頼を受けてさまざまなご家庭を訪問しています。現場でよくお聞きするのが“依頼者がこれまでに経験した片づけの失敗談”です。 いちばん多いのが「途中でどうして良いか分からなくなり、途方に暮れてしまった」「やる気はあったのに、不完全燃焼で終わった」というエピソードです。 「収納から出すだけ出した後で、広げたものの量に圧倒されてしまう」 「断捨離しようと思っていたのに意外に捨てられなかった」 「結局ほとんど元々あったように戻して終わり」 せっかくがんばろうと思ったのに中途半端な結果で終わり、モヤモヤしているところに、さらに家族から「あんまり変わってないね」と言われて挫折感を味わう、というようなこともあるようです。 片づけが中途半端に終わるのは、なぜなのでしょうか? 不完全燃焼の原因はずばり、「目標なき作業」にあります。「今日の片づけは、何をやり切ればOKなのか」が決まっていないと、途中から迷走し始めます。手が止まって途方に暮れたり、やたら細かい仕分けにハマって時間をロスしたり、あちこちに手をつけて収拾のつかない状態に陥ったりしてしまうのです。 具体的な目標を立てることの効果は、疲れてきたときにこそ発揮されます。「あと○○だけ終われば今日の片づけの目標は達成だから、もう少しだけがんばろう」と思える具体的な達成ラインが見えていることは、最後までやり切るエネルギーにつながります。 実は、現場で一緒に作業していても、「依頼者がどうして良いか分からない状態に陥ってしまう」ことはよくあります。そういうときに私がどのようなアドバイスをしながら「今日の片づけはうまくできた!」と本人が思える成果につなげているのかを、「片づけの不完全燃焼回避法」として3つの切り口からお伝えします。
● 片づけの不完全燃焼回避法(1) 「捨てて、減る」は“おまけ”と思えばいい SNSで、「整理したら、45Lのゴミ袋○個分も捨てられました!」というような投稿を目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。片づけの成果として「出せたゴミの量」はとてもわかりやすいものです。 ただ、すべての人がこれで片づけの達成感を得ようとするのは難しく、私はおすすめしません。 想定していたほど減らなかった場合、その先どうして良いかわからなくなってしまいますし、実際のところ、捨てたからといって片づけやすくなるとも限らないからです。 後述する(2)(3)を意識して片づけていて、終わってみたらこんなに手放すものが出た、というのが成果として自然なのではないかと思います。 ● 片づけの不完全燃焼回避法(2) 「今使わないものは後回し」でいい 片づけのアプローチは大きく2つに分かれます。「使わないもの、要らないものから選ぶ」方法と、「使うもの、必要なものから選ぶ」方法です。多くの人が無意識に「使わないもの、要らないものから選んで減らす」やり方をしようとする傾向があります。 あなたはどうでしょうか? 実は、前者のやり方は、「集中力のペース配分」という点で問題があります。 片づけをしていると、時間の経過とともに疲れて判断能力が鈍ります。そのため、「残りの“要るもの”をどう収納したら使いやすいか」をちゃんと考えられないまま、片づけが終わりになってしまう可能性が高いのです。実際の現場でも、このことが中途半端な仕上がり(=モヤモヤ)につながっているようです。 がんばった割には変わり映えしない、使いやすくならない…という結果になることが多いなら、もうひとつの方法にチェンジしてみてください。 集中力のある最初のうちに「使うもの、今ないと困るもの」から選んで、定位置を決めていくと、「使いやすい!」と早めに実感できるので、作業の励みになります。 最後は「残りの“要らなそうなもの”を余った場所に詰め込んで終わり」になるかもしれませんが、達成感は、思いのほか損なわれないはずです。
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June 14, 2020 at 04:04AM
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