県内七十一チームの頂点が決まる。福島2020夏季高校野球大会はきょう七日、郡山市のヨーク開成山スタジアムで決勝のサイレンが鳴る。球児にとって異例ずくめの夏がフィナーレを迎える。 対戦相手への対策のみならず、見えざる敵への対応にも神経を使った。球場に入る時には検温し、手指を消毒する。試合開始と終了のあいさつは声を出さずに、一礼を交わす。それだけ努力を重ねても、今年は「甲子園」への切符はない。選手の心情をおもんぱかった人もいただろう。 福島市の野球部員の一人は、いっとき父親が声を掛けられないほどふさぎ込んだ。だが、プレーできない時期が続くと、「練習だけでも野球がしたい」と思うようになった。今大会は決勝まで残れず涙をのんだが、表情は充実感に満ちていた。父親はつぶやく。「野球が好きなんですよ、あいつらは」。 甲子園という目標がなくても、全力で球場を駆け、仲間と戦う喜びを全身で表現した。連日、本紙の紙面を飾った勇姿は県民の記憶に刻まれる。全チームの思いを背負い、聖光学院と光南が雌雄を決する。勝利の女神がどちらにほほ笑もうとも、情熱を注いだ全ての選手に栄冠は輝く。
"終わり" - Google ニュース
August 07, 2020 at 09:51AM
https://ift.tt/2XGEGnY
特別な夏の終わり(8月7日)(福島民報) - Yahoo!ニュース
"終わり" - Google ニュース
https://ift.tt/2SxfvAZ
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment