北海道は14日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している北広島市の障害者入所施設で、新たに23人の感染が確認されたと発表した。4人は軽症だが、ほかの19人の症状を調査中としている。この施設の感染者は計48人となった。
さらに、岩見沢市の北海道中央労災病院のクラスターが3人増えて計20人に。滝川市の滝川中央病院のクラスターが1人増えて計13人に拡大したことも明らかにした。
道内では14日、230人の感染が確認され、旭川市が同市の吉田病院のクラスターが4人増えて計45人に拡大したと発表したほか、釧路地方の市立釧路総合病院でも感染者が確認された。札幌市では新たに介護事業所で計5人のクラスターが発生し、特別養護老人ホーム「ドリームハウス」のクラスターが5人増えて計72人となった。
北海道では、8月頃から札幌市で20~30代の若い世代を中心に感染者が増え、10月下旬に同市の幅広い世代に急拡大した。11月に入って、道内各地で病院や福祉施設のクラスターが相次いで発生。道内の入院患者は6日の314人から13日の600人に急増し、医療機関の負担が大きくなっている。
14日の新たな感染者は、札幌124▽旭川4▽小樽2▽函館1▽石狩地方45▽十勝地方13▽空知地方10▽釧路地方9▽胆振地方6▽宗谷地方5▽留萌地方3▽渡島地方2▽上川地方2▽後志地方1▽日高地方1▽オホーツク地方1▽感染確認地域非公表1(札幌市在住者)-の計230人。
北海道の離島で初めてのクラスターが発生した宗谷地方・利尻島の利尻富士町で14日、新たに3人の感染が確認された。利尻町も合わせた同島の感染者は10日から14日までに計23人となった。石狩地方では、新たに10~40代男性自衛隊員6人の感染が確認された。
14日時点の道内の死者は計124人、感染者は延べ5285人(実人数5262人)となった。患者数は1719人で、このうち18人が重症となっている。
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