県都に年の瀬を告げる「冬渡祭(おたりや)」が15日、宇都宮二荒山神社で行われた。
平安時代から続くとされる伝統行事。境内では縁起物のお焚(た)き上げが行われ、参拝者らが家内安全や無病息災を祈願した。
夕方には例年、氏子らが神輿(みこし)を担ぐ神輿渡御が行われるが、今年は新型コロナウイルス対策のため中止された。神輿はトラックに載せられ、見物客らが見守る中、神社を出発して市中心部を巡行した。
カメラを手に訪れた茨城県ひたちなか市小砂町、酒井正志(さかいまさし)さん(68)は「コロナに振り回された1年だったが、伝統をつなぐ街の人の姿を見て元気をもらった。来年は伸び伸びと過ごしたい」と笑顔を見せた。
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