河野太郎ワクチン担当相は29日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの2回接種を終えた人に行う3回目の追加接種(ブースター接種)について、国内でも実施する場合は、早ければ「10月の終わりから11月になる」との見通しを示した。河野氏は10~12月に供給される分の米ファイザー製に加え、来年契約している同社製や米モデルナ製のワクチンで「必要に応じて8カ月後に打ち始めることになれば、3回目を打つことは可能」と重ねて語った。
ブースター接種をめぐっては、米国がデルタ株の感染拡大を防ぐため、2回目の接種を終えてから8カ月後に実施する計画で、9月20日の週から開始する。国内でも厚生労働省が先行する国のデータを分析した上で接種回数などを検討している。
実施する場合、2月の終わりから3月の初めに2回接種が完了した医療従事者が最初の対象となる。65歳以上の高齢者への接種開始が本格化したのは5月の大型連休後のため、高齢者にブースター接種を実施する場合は来年になる見通しだ。
2回打ったワクチンと異なる製薬会社のワクチンを使う「異種混合接種」については、米国は当初接種したワクチンと同じメーカー製としているが、河野氏は「しっかり厚生労働省の方で判断してもらって、『(異種混合接種が)いける』となれば選択肢は増えていく」と語った。
また、河野氏はワクチン接種率に関して「全体として日本の場合は7割は超えてくるだろう。いかに8割に近づけていくかを考えていきたい」と語った。
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