5年前、19人が殺害された相模原市の知的障害者施設が再建され、事件のあと仮の施設にいた利用者のうち40人が戻ってきて再び生活を始めました。
相模原市にある県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園」は、5年前の事件のあと、建物の大部分を建て替えることになり、利用者の多くは、横浜市の仮の施設で過ごしていました。
このほど改修工事がすべて終わり、戻ることを希望した利用者40人が、1日から生活を始めたということです。
新しい施設の定員はこれまでの半数以下の66人、部屋はすべて個室で、「ユニット」と呼ばれる居住スペースが6つ設けられています。
ユニットごとに、リビングや食堂のほかキッチンや風呂が設置され、以前は20人が一緒に暮らしていましたが、これからはユニットごとに11人で生活します。
神奈川県は、横浜市にも同じ規模の施設を建設していて、仮の施設に残っている50人余りが年内に移る予定だということです。
津久井やまゆり園の永井清光園長は「犠牲になった19人を決して忘れることなく、支援の向上を図っていくことが償いになると考えているので、温かく見守ってほしい。地域の皆さんには、これからまたお互いの行事に参加するなどして、これまで以上に顔が見える関係を築いていきたい」と話していました。
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