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Monday, January 17, 2022

オミクロン株 東京大神宮 感染対策徹底し一般参拝を再開|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

オミクロン株の感染が広がり、一般参拝を中止していた東京・千代田区の東京大神宮は、保健所の調査が終わり、17日から感染対策を徹底し、およそ2週間ぶりに一般参拝を再開しました。

東京大神宮は、先月31日に職員の感染が確認されたあと、ほかの職員も次々に陽性となり、千代田保健所などは、職員らあわせて18人が感染したオミクロン株のクラスターが起きたと認定しました。
このため、今月3日から初詣の一般参拝などを中止していましたが、保健所の調査も終わり、およそ2週間ぶりに17日から一般参拝を再開しました。
午前6時に門が開くと、参拝者が次々と訪れていました。
東京大神宮は、参拝者が密集しないように参拝ルートを見直し、必要に応じて入場制限を行うほか、職員の飲食スペースや更衣室の換気を徹底するなど、感染対策を強化したということです。
参拝に訪れた50代の会社員の女性は「きょうから再開すると知り、朝早くであれば人混みもなくお参りできると思って来ました」と話していました。
権禰宜の北村太一さんは「皆さんに大変なご迷惑をかけたことをおわび申し上げたい。再開の日を迎えられて喜ばしい気持ちはあるが、感染の拡大は続いていますので、少しずつご参拝頂けるとありがたいです」と話しています。

東京大神宮では、先月31日に職員1人の感染が確認されたあと、ほかの職員の感染確認も相次ぎました。
千代田保健所などは、職員らあわせて18人が感染した、オミクロン株のクラスターが起きたと認定しました。
東京大神宮によりますと、陽性の職員らはいずれも軽症で、発熱やせき、のどの痛みなどの症状だったということです。
保健所が調査を行ったものの、感染が広がった原因は特定できなかったということですが、年末年始の参拝者に対応するため、「助勤」といわれるアルバイトを10人ほど雇うなど、当時、建物内に出入りする人は多かったということです。
保健所からは、食堂や更衣室などの換気を改めて徹底するよう指摘されたということです。
このため、再開にあたっては、新たにサーキュレーターを設置して換気を徹底したり、食堂などに入る人数を制限したりする対策を取るようにしたということです。
さらに、参拝者が密集しないように、入口と出口を分けて一方通行にするなど、参拝ルートの見直しも行いました。
また、お守りやお札の手渡しについては、マスクを着用したうえで屋外で行っていたため、参拝者の中に濃厚接触者は認められませんでしたが、東京大神宮は、感染状況を踏まえて、当面、神社での授与は自粛し、希望者には郵送することにしています。

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