【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は1日、ホワイトハウスで演説し、2001年9月の米同時テロを実行した国際テロ組織「アル・カーイダ」の指導者アイマン・ザワヒリ容疑者(71)を、空爆により殺害したと発表した。
バイデン氏は「正義は下された。世界中の人々はもう恐れる必要はない。断固たる行動が、『9・11』にもう一つの終わりをもたらすことを願う」と述べた。
米政府高官によると、作戦はアフガニスタンの首都カブールで現地時間7月31日午前6時すぎに行われた。ザワヒリ容疑者が、潜伏していた住宅のバルコニーに出たところを、無人機のミサイルで狙った。家族や民間人に被害はなかったという。
米国は2500万ドルの懸賞金をかけて捜索していたが、米情報機関が今年に入って潜伏先を特定し、監視を続けてきた。高官は「彼の死はアル・カーイダに大打撃を与え、活動能力を低下させるだろう」と述べた。
ザワヒリ容疑者は、首謀者ウサマ・ビンラーディン容疑者の側近として同時テロを主導したとされる。当時ナンバー2だったが11年にビンラーディン容疑者が米軍に殺害されたのを受けて、指導者となった。
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