明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは今月7日、レネ・ヴァイラー監督の解任を公式発表。鹿島アントラーズサポーターやJリーグファンから疑問の声が上がる中、海外メディアも驚きをもって同監督解任を伝えている。
スイス人のヴァイラー氏は、過去にスイス1部のグラスホッパーやドイツ1部のニュルンベルク、ベルギー1部の強豪アンデルレヒト、エジプトの強豪アル・アハリなどで指揮。アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)所属クラブからのオファーを断った上で、昨年12月に鹿島アントラーズの監督に就任していた。
その鹿島アントラーズは今季序盤から順調に勝ち点を積み重ねて、横浜F・マリノスなど複数クラブとのJ1優勝争いを展開していた。その中で7月1日に日本代表FW上田綺世(23)のサークル・ブルッヘ移籍が正式決定。得点源だった同選手の退団後はリーグ戦で2分4敗と苦戦を強いられ、今月6日の第24節・サンフレッチェ広島での敗北により4位に転落している。
するとクラブはヴァイラー監督の解任を発表。「本日(8/7)、レネ・ヴァイラー監督とフットボールにおける現状と今後の方向性について協議した結果、双方合意のもと契約を解除することとなりましたので、お知らせいたします。また、ドラガン・ムルジャコーチ、マヌエル・クレクラーフィジカルコーチについても、契約解除のうえ退任となります」と声明を発表している。
するとスイス紙『ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング』もヴァイラー氏の鹿島アントラーズ監督解任を報道。「日本での突然の終わり。鹿島アントラーズがスイス人監督ヴァイラーと別れる」と見出しをうち、「リーグ戦5試合連続未勝利の後、極東での彼の冒険は終わりを告げた。この別れには驚かされた」と綴っている。
なお株式会社鹿島アントラーズFCの代表取締役社長を務める小泉文明氏は、「本日レネ監督と双方合意の上で契約解除となりました。成績をはじめ総合的に判断、議論し合意したことであり、レネ監督のこれまでの働きに感謝しております。また、このような状況になっていることは監督だけの問題ではなく、強化部をはじめ経営側にも反省点があり改善すべきことがあります」
「今一度リーグ、天皇杯に向けて選手、チームスタッフ全員が一致団結して向かってまいります。諦めずに戦ってまいりますので、応援よろしくお願い致します」とツイート。ヴァイラー監督解任の経緯を「成績をはじめ総合的に判断、議論し合意」と説明したが、サポーターからはより詳しい説明を求める声が上がっている。
からの記事と詳細 ( 鹿島ヴァイラー監督解任に母国紙「突然の終わりだ」小泉文明に説明要求も - Football Tribe Japan )
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