自分は見知らぬ人々の幸せや世界平和を気にしていられるほど器の大きな人物ではありませんが,せめて読者の皆様やその周囲の人々が健やかに過ごせるように……と,願うくらいの情は持ち合わせております。2021年,また共に楽しく過ごすため,今は我慢の時。どうか皆様元気でお過ごしください,そして来年もよろしくお願いいたします。
フリー“なんでも”ライター・マフィア梶田と,声優・中村悠一がお届けするYouTubeチャンネル「わしゃがなTV」。直近の更新では,12月19日より開催されているバーチャル空間最大のマーケットフェスティバル“バーチャルマーケット5”を体験。DMM GAMESが配信中のを特集しました。
また,今回はゲストとして声優の徳井青空さんが登場。なんと自身のアバターである「徳井V青空」で,バーチャルマーケットの案内役を引き受けてくれました!
なお,おまけ動画では徳井さんも交えて「わしゃガチャ」を実施。受験生への応援メッセージを求められたので,我々なりにエールを送らせていただきました。生き方の多様化が著しいこの時代,人生まだまだ先は長く,転機はいつやってくるか分からないものです。若くして可能性を擦り減らさぬよう,ほどほどに頑張ってくださいね。
我ながら,見た目に反してマメな性格だと思うんですよ。いや,部屋の掃除とか料理とか,そういった自分の中で優先順位の低い事柄については間違いなくズボラなんですけど。いわゆるオタク趣味。入れ込んでいるモノについては,とても細かいことにまでこだわる性質だと思います。
最近その好例となっているのがバイクで,乗る予定の無い日でも必ず様子を見に行き,各所を軽くチェックしながらエンジンをかけるようにしているんですよね。とくにチョッパーは古いし故障しやすいので,置き物でなくハードに乗り回したいのであれば日常点検は必須と言えます。
つい最近も,そんな日常点検の際にグリップのネジ止めが緩んで外れる寸前だったり,ウインカーの電球が切れていることに気付いて修理交換をしたりしました。最新のバイクなら何か月もほったらかしにしていようと,バッテリー上がりはともかく滅多なことじゃ壊れませんが,チョッパーのようなカスタムバイク,とくにサスペンションの無いリジッドは走行中の振動で少しずつ全体にガタがくるんですよ。
で,気を付けてあげないとある日突然にパーツが脱落したりする。人を乗せて走るもんですから,下手すりゃネジの1本や2本足りないだけでも走行不能。たまったもんじゃありませんわな。
以前にキックペダルを交換したと記事に書きましたが,やはりアレはナットの構造がダメでした。固定が甘く,暖機運転中にその振動で外れてしまうような有様だったんですよ。メリケンサック型のユニークな形状は気に入っていたのですが,実用できなければ役に立ちません。新たに,もっと攻めたデザインのキックペダルに交換しました。見てください,この力強いメッセージ性を。ことさらマフィア梶田に相応しいデザインのバイクになったかと思います。
ちなみに,俺のチョッパーはセルスターターを取り付けているので,実のところキック周りは必要無いっちゃ無いんです。ただ,納車されてからこっち,戯れにキック始動を繰り返していたらすっかり慣れてしまって。真冬のキックでも普通にエンジンがかかるくらいには好調ですし,ぶっちゃけセルスイッチの方がいらなくなってしまいました。ほとんど使っておりません。
なにより,キック始動って楽しいんですよね。全身でバイクに命を吹き込むようなイメージで,蹴るたびにワクワクします。
あと,以前に故障したクラッチ周りなんですが,結局カバーの大半を取り外し,ほぼ当初のオープンプライマリーに戻してしまいました。これにはいくつか理由があり,まず思った以上に第三者がこの危険なバイクに跨りたがらないので,素人への巻き込み防止対策が必要無くなったというのがひとつ。そしてカバーがあることによって,乾式クラッチ特有のカラカラという心地良いサウンドが濁ってしまうのがふたつめ。最後に,オープンプライマリーの方がメンテナンス性に優れているということに気付いたのが最も大事なポイントです。
なにせ,これなら日常点検でカバーを取り外す手間が省けるわけですから。以前のようにクラッチ盤のボルトが緩んでいるなどの異常があれば,一目で分かります。加えて,クラッチから聞こえる音がハッキリするというのも大きなメリットですね。こればかりは乗ってみないと分からないんですが,バイクやクルマって音や匂いから異変の兆候を感じ取れるものなんですよ。
とはいえ,もちろんオープンプライマリーにもデメリットはありまして,露出しているぶん汚れやすくなったり,異物を巻き込みやすくなります。しかし,それを考慮してもマメにバイクをチェックする自分にはメンテナンス性の向上が優先されました。こうして見るとハリガネで緩み止めをしているのも,ワイルドな印象で悪くないですね。
実際に自分がそうなるまではチョッパー乗りって大雑把なイメージがあったんですけれども,こんなバイク乗り回すのって細やかな気遣いと愛情が無ければ無理です。介護とまでは言いませんが,爺さんと孫くらい年の離れた友人と付き合う感覚に近い。そういった面でも,圧倒的に年上の友人が多い自分とは相性の良いバイクだったんじゃないでしょうか。これからも,なるべく長い時間を一緒に過ごしたいものです。
からの記事と詳細 ( マフィア梶田の二次元が来い!:第530回「霧の世界を2輪で巡る,2020年の終わり」 - 4Gamer.net )
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