大阪や京都に土砂災害警戒情報
梅雨前線は九州の南から近畿、北陸、日本海へと伸びています。前線周辺では雨雲が発達しており、特に関西エリアで雨が強まっている状況です。 6時10分までの1時間には大阪府大阪市で39.5mm、京都府京田辺市で27.5mm、滋賀県甲賀市・信楽で26.5mmを観測しました。大阪は昨夜観測した5月1位の記録をさらに更新する激しい雨です。すでに道路が冠水している所があり、大阪府や京都府などに土砂災害警戒情報が発表されています。 これから朝の通勤・通学時間帯にかけて1時間に30~50mmの激しい雨が降り、道路冠水や視界の悪化などのおそれがあります。 九州は雨のピークが過ぎたものの、これまでの雨が多かった所では地盤の緩んでいる可能性がありますので、しばらくは急な斜面に近づかないようにしてください。
午後は東海で雨量増加
午後にかけて梅雨前線による強い雨のエリアは東日本に移ります。特に南西から吹き込む湿った風と地形の影響で、東海地方の山沿いと長野県の山沿いでは断続的に激しい雨の降るおそれがあります。 多い所では総雨量が200~300mmに達する見込みで、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。 夜には梅雨前線が南の海上に抜けて、大雨の峠は越えていきます。
関東は雨よりも風が強い
関東は活発な雨雲は流れ込みにくく、東京都心周辺など市街地では道路が冠水するような強い雨にはなりません。大雨に注意が必要なのは箱根など西部の山沿いに限られます。 ただ、前線に向かって南よりの風が強く吹き込んで、沿岸部を中心に横殴りの雨になる見込みです。平均で10m/s前後の風が予想され、瞬間的には15~20m/sに達します。すでに千葉市では23.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。 傘を煽られてしまうような強風となりますので、雨がそれほど強くなくても丈夫な傘を用意するようにしてください。また、電車の遅れなどの可能性もありますので、運行情報の確認も必要です。
ウェザーニュース
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梅雨前線は九州の南から近畿、北陸、日本海へと伸びています。前線周辺では雨雲が発達しており、特に関西エリアで雨が強まっている状況です。 6時10分までの1時間には大阪府大阪市で39.5mm、京都府京田辺市で27.5mm、滋賀県甲賀市・信楽で26.5mmを観測しました。大阪は昨夜観測した5月1位の記録をさらに更新する激しい雨です。すでに道路が冠水している所があり、大阪府や京都府などに土砂災害警戒情報が発表されています。 これから朝の通勤・通学時間帯にかけて1時間に30~50mmの激しい雨が降り、道路冠水や視界の悪化などのおそれがあります。 九州は雨のピークが過ぎたものの、これまでの雨が多かった所では地盤の緩んでいる可能性がありますので、しばらくは急な斜面に近づかないようにしてください。
午後は東海で雨量増加
午後にかけて梅雨前線による強い雨のエリアは東日本に移ります。特に南西から吹き込む湿った風と地形の影響で、東海地方の山沿いと長野県の山沿いでは断続的に激しい雨の降るおそれがあります。 多い所では総雨量が200~300mmに達する見込みで、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。 夜には梅雨前線が南の海上に抜けて、大雨の峠は越えていきます。
関東は雨よりも風が強い
関東は活発な雨雲は流れ込みにくく、東京都心周辺など市街地では道路が冠水するような強い雨にはなりません。大雨に注意が必要なのは箱根など西部の山沿いに限られます。 ただ、前線に向かって南よりの風が強く吹き込んで、沿岸部を中心に横殴りの雨になる見込みです。平均で10m/s前後の風が予想され、瞬間的には15~20m/sに達します。すでに千葉市では23.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。 傘を煽られてしまうような強風となりますので、雨がそれほど強くなくても丈夫な傘を用意するようにしてください。また、電車の遅れなどの可能性もありますので、運行情報の確認も必要です。
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