ことし８月の大雨で崩れ落ちた岐阜県下呂市の国道４１号線の復旧工事が終わり、２４日朝から約４か月ぶりに全面通行できるようになりました。
国道４１号線は岐阜県下呂市の幹線道路で、ことし８月の大雨によって道路脇を流れる飛騨川が増水し、下呂市萩原町花池では約１００メートルにわたって道路やのり面が崩れ落ちました。
応急の復旧工事が行われましたが、約１５０メートルの区間で片側ずつの交互通行が続き、国と県が崩れた斜面の補強や道路の舗装などの工事を進めた結果、２４日朝から約４か月ぶりに全面通行できるようになりました。
仮設の信号機を乗せた車両などが撤去されて午前７時に片側交互通行が解除されると、通勤などの車が道路を行き交い始めました。
近くに住む女性は「交通量の多い道路なので、きれいに直してもらえて本当にありがたいです」と話していました。
国土交通省高山国道事務所の川村浩彰副所長は「国道４１号は名古屋と富山とをつなぐ基幹道路でもあり、早期の開通に努めてきました。安心して使ってもらえるよう維持管理をしていきたい」と話していました。
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