「お前、このままいくと終わりだぞ」
プロ1年目。18歳のときにかけられた言葉を、板倉滉(こう)(シャルケ)は今も覚えている。
「あのバーベキューは僕にとって、大きいものでしたね」
19日、オンラインのインタビューに応じた板倉は、懐かしそうに振り返る。
目の前の相手に勝つ。ボールを奪いにいく。サッカーのドイツ2部でセンターバックとして戦う今、そう学んだ原点がある。
小・中・高と川崎フロンターレの育成組織で育ち、トップへと昇格した2015年。風間八宏監督のもと、MF中村憲剛らを擁するチームのレベルは高かった。「正直、試合に出てもプレーできる自信はなかった」。紅白戦にすら出させてもらえず、ピッチ脇で1人、パスの練習をする日が続いた。
試合は基本、ベンチ外。遠征にも連れていってもらえなかったある日、たまたま前の試合で退場したFW大久保嘉人(21年シーズンで引退)とGKの3人だけで練習をした。
「おい、バーベキューやるけど、来るか」
普段、一緒に練習する機会も…
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