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Sunday, March 6, 2022

教会でウクライナ人が軍事侵攻の終わりと平和祈る 東京 港区|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、都内の教会ではウクライナ出身の人などが集まり、家族や知人の安全と平和への祈りをささげました。

東京・港区にある教会では、ウクライナ正教会の呼びかけで祈りの集会が開かれ、ウクライナ出身の人やその家族などおよそ30人が集まりました。
そして、ロシアの軍事侵攻が終わって平和がもたらされ、恐怖と混乱の中にいる現地の人々が救われるよう、祈りをささげていました。
首都のキエフに両親がいるという30歳の男性は「両親からは一日に何回も地下に避難していると聞いています。電話やメッセージで数時間おきに安全を確認していますが、その数分後にはどうなっているかわからず不安です」と話していました。
また、ロシアの国境と接しているウクライナのスムイ州出身の24歳の男性は「通っていた学校が攻撃を受けました。避難している母親とは毎日連絡をとっていますが、不安しかありません。とにかくこの軍事侵攻が終わってほしい、それだけです」と話していました。

教会では、ウクライナ人の33歳の女性が、ロシア軍の激しい攻撃を受けたウクライナのハリコフにいる両親の無事を祈っていました。
ウクライナ出身のサーシャ・カヴェリナさん(33歳)は、ロシア軍の激しい攻撃を受けたウクライナ第2の都市、ハリコフの出身で、両親が住んでいるマンションも攻撃を受けたということです。
攻撃を受けたのはマンションの15階と16階で、サーシャさんの両親にけがはなかったものの、攻撃を受けた時は8階の自宅にいたということです。
父親から送られてきた動画には、家の複数の窓ガラスが衝撃で割れたり、窓枠ごと外れたりしている様子が映っています。
また、自宅の前の別の建物は、攻撃で一部の壁が崩れ、敷地に破片が散乱している様子などが確認できます。
現在、サーシャさんの両親は自宅から20キロ離れた地区に避難していますが、毎日のように砲撃の音が聞こえているということで、不安を募らせています。
サーシャさんは「両親は今は、少し離れた地区にいますが、同じハリコフ州の中なのでいつ危なくなるかわからずすごく心配です。毎日、攻撃が続いているものの、ガソリンがないため避難できず、どこにも行けない状態だと言っていました」と話していました。

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