6年前の熊本地震で大きな被害を受けた人吉市役所の建て替え工事が終わり、27日、落成式が行われました。
人吉市役所は、熊本地震で天井や壁にひびが入るなどの大きな被害を受けたため、53億円余りをかけておととし2月から建て替え工事が進められてきました。
27日の落成式は、市制施行80周年の記念式典と合わせて行われ、松岡隼人市長が「熊本地震や豪雨災害の教訓を踏まえ、防災機能の集約化とともに、防災センターとしての拡充もはかりました」とあいさつしました。
完成した新庁舎は、鉄筋コンクリート造5階建てで、震度7程度の揺れにも耐えられる免震構造です。
延べ床面積は旧庁舎の2倍余りにあたる8830平方メートルで、床や壁などには地元産のスギやクリの木が使われていて、1階から3階までの天井は吹き抜けになっています。
新庁舎内を見て回った地元の女性は「とてもきれいに造られていて、すばらしいと思いました」と話していました。
人吉市は現在、仮庁舎で業務を行っていて、5月6日から新庁舎で業務を開始するということです。
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