「悲惨な戦争は私たちで終わりに」鹿児島県戦没者追悼式で遺族ら平和祈る[10/25 16:15]
太平洋戦争などで亡くなった鹿児島県出身者を悼む戦没者追悼式が、鹿児島市で開かれました。
県戦没者追悼式は、戊辰戦争から太平洋戦争までの間に戦地や空襲で亡くなった県出身者およそ8万5000人を追悼しようと、県が毎年開いています。
25日は遺族ら89人が参列し、父親が太平洋戦争当時、フィリピンのルソン島で戦死した伊牟田洋さんが、追悼のことばを述べました。
(遺族代表・谷山地区遺族会 伊牟田洋さん(78))「国策として、国民が戦争に命を捧げることが、宿命だったのでしょうか。戦争の惨禍は、無しにしてほしいです」
(父親が太平洋戦争で戦死・姶良市遺族会加治木支部 坂元廣子会長(89))「今、ウクライナの戦争が始まっているが、子ども時代つらかったこと、悲しかったことを思い出して本当につらい。悲惨な、悲しい戦争は私たちで終わりにしてもらいたい」
参列者は、平和への思いを胸に、献花台に花を手向けていました。
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