国道357号(東京湾岸道路)は現在、横浜市金沢区の八景島で突然行き止まりになるように道路が途絶えていますが、島から南へ延伸する計画はあるのでしょうか。
横須賀市夏島町へ延伸
東京湾沿いに走る国道357号(東京湾岸道路)は、神奈川県内を南下していくと八景島で突然終わります。なんともあっけない“終点”ですが、現在、ここからさらに横須賀方面へ延びる計画が進行中です。
八景島は横浜市金沢区にある人工島です。レジャー施設「横浜・八景島シーパラダイス」やヨットハーバー「八景島マリーナ」などがあります。
国道357号は、神奈川県内では首都高湾岸線と並走しながら海沿いを南下。高速の幸浦出入口より先は国道だけがさらに南下を続けますが、八景島に渡ってトンネルをくぐったところであっけなく行き止まりを迎えます。
八景島内は一般車が通行禁止であるため、4車線分が確保された国道は不釣り合いなほど立派で、かつ、ほとんどクルマの通らないといった状況です。
このように八景島で突然終わる国道357号ですが、現在、さらに南へ延びる計画が進んでいます。
道路が向かう先は、横須賀市夏島町です。計画では、八景島から南の対岸に橋で渡り、日産追浜工場の脇を高架橋で進んだあと、追浜公園との間を通って夏島交差点に至ります。延長は2.3kmです。
2018年から着手されており、まず2021年には終点の夏島交差点で改良が行われています。
八景島~夏島間の延伸により、並行する国道16号の混雑緩和が期待されます。また、国道16号は完成から50年以上が経過しているトンネルが多数あり、断面が狭いことから高さ制限があったり、老朽化が進んでいたりといった課題があります。
国道357号の延伸は、こういった現道の新たな迂回ルートとしても期待されています。
からの記事と詳細 ( 「え…終わり?」八景島で途切れる国道357号“その先”は? 海を渡る「国道16号の迂回路」計画が進行中 - くるまのニュース )
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