2020年11月17日19時52分
北海道の鈴木直道知事は17日、新型コロナウイルス感染者が急増している札幌市の市民に対し、不要不急の外出と市外との往来自粛を要請した。市外の道民には、札幌との不要不急の往来自粛を要請。いずれも感染リスクを回避できない場合に限る。期間は同日から27日まで。
全国でも感染が再拡大する中、今後の状況によっては、他地域でも同様の動きが広がる可能性がある。
道は各要請を、新型コロナ対応の特別措置法24条に基づき実施。対策強化に伴い、道は独自の5段階の警戒ステージを札幌市のみ現在の「3」から「4」相当で扱うことも決めた。
道は外出、往来の条件となる「感染リスクの回避」について、感染予防を徹底している店舗を選ぶことなどを例示。外食は4人以下、2時間未満とし、会話の際はマスクを着用するよう求めた。これらをクリアしていれば外出や往来のほか、国の一連の需要喚起策「Go To」キャンペーンも問題ないとしている。
鈴木氏は記者会見で「集中対策で何とか感染を抑制し、一定の社会経済活動を拡大していきたい」と強調。不要不急の定義については、仕事などもあるとして「感染リスクを改めて考えてほしい」と道民の判断に委ね、「一人一人が考えればリスクは減らせる」と協力を求めた。
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