沖縄県は19日、県内で新たに10歳未満から90代以上の男女203人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の報告では2日連続で過去最多を更新し、18日の168人を大幅に上回った。感染急拡大による県内医療の逼迫(ひっぱく)を受けて県は19日、初めて「沖縄県医療非常事態宣言」を発令した。県の対策本部会議後に記者会見した謝花喜一郎副知事は「県内ほぼ全域で感染が拡大しており、今まで経験したことのない極めて危機的な状況だ」と述べた。
感染力が強い変異株「N501Y」の検査では新たに115件のうち81件の陽性が確認され、変異株の陽性率は70・43%だった。21日時点の検査分を含めて今週分の陽性率が確定するが、19日時点では先週の53・3%から急増した。謝花副知事は「予想以上の感染急増は変異株の影響が大きいと考えている。昨年までのわれわれの感覚をはるかに超える感染状況が目の前で起きている」と述べた。
医療非常事態宣言では、県民に(1)不要不急の救急受診を控える(2)体調不良の人は仕事を休ませる(3)営業時間短縮などルールを守らない飲食店は利用しない(4)マスク着用や手洗い、換気をする-ことを求めている。
203人が感染したことで療養者は1639人となり6日連続で最多を更新した。直近1週間の人口10万人当たりの感染者は57・17人で、全国4番目の多さとなった。
年代別は20代が55人、地域別では那覇市の62人がそれぞれ最多。感染経路が追えている85人は家族内33人、施設内が24人、職場内が13人、友人知人8人、飲食が6人、その他の濃厚接触が1人。
米軍関係は2人が感染し合計1345人となった。
沖縄県は19日、県内で新たに10歳未満から90代以上の男女203人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の報告では2日連続で過去最多を更新し、18日の168人を大幅に上回った。感染急拡大による県内医療の逼迫(ひっぱく)を受けて県は19日、初めて「沖縄県医療非常事態宣言」を発令した。県の対策本部会議後に記者会見した謝花喜一郎副知事は「県内ほぼ全域で感染が拡大しており、今まで経験したことのない極めて危機的な状況だ」と述べた。
感染力が強い変異株「N501Y」の検査では新たに115件のうち81件の陽性が確認され、変異株の陽性率は70・43%だった。21日時点の検査分を含めて今週分の陽性率が確定するが、19日時点では先週の53・3%から急増した。謝花副知事は「予想以上の感染急増は変異株の影響が大きいと考えている。昨年までのわれわれの感覚をはるかに超える感染状況が目の前で起きている」と述べた。
医療非常事態宣言では、県民に(1)不要不急の救急受診を控える(2)体調不良の人は仕事を休ませる(3)営業時間短縮などルールを守らない飲食店は利用しない(4)マスク着用や手洗い、換気をする-ことを求めている。
203人が感染したことで療養者は1639人となり6日連続で最多を更新した。直近1週間の人口10万人当たりの感染者は57・17人で、全国4番目の多さとなった。
年代別は20代が55人、地域別では那覇市の62人がそれぞれ最多。感染経路が追えている85人は家族内33人、施設内が24人、職場内が13人、友人知人8人、飲食が6人、その他の濃厚接触が1人。
米軍関係は2人が感染し合計1345人となった。
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