新型コロナウイルス対策として、青森県が行ってきた公共施設の休館などが先月いっぱいで終わったことを受けて、青森市にあるねぶたの観光施設も営業が再開され、北海道の中学生たちが修学旅行で見学に訪れました。
青森市にある観光施設、「ねぶたの家ワ・ラッセ」は、青森県の新型ウイルス対策を受けて先月１か月間休館となりましたが、今月１日から営業が再開されました。
３日は営業再開後で初めて修学旅行の予約が入り、北海道札幌市の「もみじ台中学校」の３年生７０人余りが訪れ、「青森ねぶた祭」を説明する映像を視聴したり、館内の大型ねぶたを写真撮影したりしていました。
中学３年生の女子生徒は「本物のねぶたは迫力があって感動しました。青森に来たらまた見に来たいです」と話していました。
「ワ・ラッセ」によりますと、１か月の休館に伴い修学旅行のキャンセルがおよそ２０００人分出たということですが、旅行の行き先を近場に変更する学校が増えていることに伴い、今月以降の予約は伸びているということで、今年度１２月までの予約は合わせて８４３９人と、昨年度１年間よりおよそ１５００人多いということです。
「ねぶたの家ワ・ラッセ」の事業推進部の佐々木琢也係長は「久しぶりに館内がにぎやかになりうれしいです。展示も新しくなったので、これから来る方には楽しんでほしいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( コロナ対策の休館終わり「ねぶた観光施設」に修学旅行で見学｜NHK 青森県のニュース - NHK NEWS WEB )
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