ヒジ地獄に耐えに耐えた魂の反撃も、最後は“糸が切れた人形”のように頭から落ちるようにガクリ。立ってもフラフラで足が制御できず右往左往、ダメージ蓄積の限度を超えた壮絶なTKO決着に戦慄が走った。
3月25日にシンガポールで開催されたONE Championship「ONE Fight Night 8」。ニコラス・ラーセン(デンマーク)とエディ・アバソロ(アメリカ)の対戦は、2ラウンド、アバソロが右ストレートでラーセンからダウンを奪った。すぐに立ち上がったラーセンだったがレフェリーが試合を止め、アバソロがTKO勝ちを収めた。
世界的なキック団体「GLORY」へ長年参戦してきたラーセンと北米の「Lion Fight」に参戦してきたアバソロの対戦は、ノーランカーの伏兵、アバソロの戦慄の”ヒジ地獄”ショーで幕を開けた。
試合開始とともにアバソロの”えぐいヒジ”を次々と被弾したラーセンは、ラウンド中盤カウンターぎみのフルスイングで左目尻をパックリとカット。ラウンド終了間際にも、アバソロのフックやヒジが次々と当たり、ラーセンは右フックで前のめりになりながらも、ぐっと堪えてなんとか1ラウンドを凌いだ。
ABEMA解説席からも「穴が開いていた」「うわっ…」と声にならないコメント。視聴者からも「止めようよ」「これ大丈夫なの?」など悲痛なコメントが聞こえるも試合は続行される。
2ラウンド、すでに大ダメージのラーセンだが前へ前へ。前蹴りのスリップにもスクっと立ち上がり応戦。出血が止まらないなか、近い距離で打ち合い気持ちの強さを見せるが、反撃はここまで。
2ラウンド残り1分、アバソロの強烈な右ストレートで頭を打ち抜かれダウン。勢いでマットに前のめりに叩きつけられたラーセンは再びすぐに立ち上がったが、足元を制御できず右に左にフラフラ。危険を察知したレフェリーが抱きかかえ、そのまま試合をストップした。
1ラウンドから再三”エグいヒジ”を何度となく貰いながらも耐え抜いたラーセンだが、最後は蓄積したダメージが一気に噴出したか、まるで糸が切れた人形のように体がいうことをきかない状態に…。
ランカー相手に無双ぶりを見せたノーランカーの伏兵アバソロに、ゲスト解説・大﨑孔稀も「強え…」と本音を漏らし「型にハマってない選手、これからランカーと戦っていったら面白い存在になりそう」と続けた。
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