レトロな雰囲気とボリュームのあるメニューで人気の喫茶チェーン「コメダ珈琲店」。押しも押されぬ人気ブランドなのだが、その牙城を崩すかもしれないチェーン店があらわれた。
「喫茶店ピノキオ」だ。大阪発祥の喫茶チェーンで、この2年の間に猛烈な勢いで店舗を拡大している。ひょっとすると本当にトップブランドに成長するかもしれないぞ。
・店舗を急拡大
ピノキオを運営するのは「フジオフードシステム」である。同社は、まいどおおきに食堂・串家物語・つるまる饂飩・はらドーナツなどを手掛ける外食大手だ。
2021年1月に大阪・守口市にピノキオ1号店を出店すると、わずか2カ月で50店舗に拡大。現在関西を中心に北海道から沖縄まで広く店舗を展開するに至っている。
すでに関東にも進出済みで、2023年3月1日時点では都内に7店舗。今回は2月16日にオープンしたばかりの池袋サンシャインアルタ店を訪ねてみた。
お昼前に到着すると満席で店前に小さな行列ができていた。まだ開店から1カ月も経たないというのに、すでに人気店となっているようだ。
その理由は価格の安さにあるのではないだろうか。ランチは日替わりが税込880円。これを求めてくる人が多い様子。今のご時世を考えると、都内の喫茶店でハンバーグやコロッケの食べられる定食が1000円以下なら安いだろう。
しばし待った後に、案内されたのはテーブル席だった。カウンターでもいいですよとお伝えしたのだが、「こちらをお使いください」と広い席をおすすめ頂いた。ありがたい。
店内の設(しつら)えは木を基調とした くつろげる雰囲気。ソファも座り心地がよく、昭和の喫茶店を彷彿(ほうふつ)させる。
・フードメニューが充実
メニューを見ると、ブレンドコーヒーは1杯税込550円。コメダはブレンドが1杯税込580円(新宿御苑前店の価格)。
そして喫茶店といえばトーストは外せないメニューの1つ。ここは湯種食パンを使用している。
フードメニューはかなり充実している。ホットケーキをはじめとする軽食はもちろんのこと……
オムライス(税込990円)やナポリタン(税込990円)の喫茶店の定番もしっかり押さえている。
デザートメニューも結構充実しており、パフェは全部で7種類。
プリンは3種類もある! プリン好きにはうれしいメニュー構成だ。
・モンブラントースト
プリンを食べたい気持ちはあったが、今回はモンブランクリームのたっぷりかかった「モンブラントースト」(税込770円)とコーヒーをお願いした。
クリームがナイアガラの滝のようにパンの耳から流れ落ちている~!
パンはとても柔らかくてふんわりとした食べ応えだ。
そのままでも美味しいけど、別添えのメイプルシロップをふんだんにかけて……
パンにしっかりしみ込ませて食べると、もっと美味い!
ということで、ピノキオはコメダの強烈なライバルになりそうな予感。2023年はさらに店舗を拡大するに違いない。今後、喫茶店チェーンのバトルが激化しそうだぞ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 喫茶店ピノキオ 池袋サンシャインアルタ店
住所 東京都豊島区東池袋3-13-3 サンシャインシティアルタB1F
時間 10:00~20:00(L.O.19:30)
定休日 なし(施設に準ずる)
参考リンク:フジオフードシステム、コメダ珈琲店
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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