南部杜氏の里として知られる岩手県花巻市石鳥谷町にある「道の駅石鳥谷」の改修工事が終わり、施設を拡張してリニューアルオープンしました。
岩手県を南北に走る国道４号線沿いにある「道の駅石鳥谷」は、平成５年、県内初の道の駅として整備されましたが老朽化に伴い改修工事が行われていました。
１５日はリニューアルオープンを記念する式典が行われ、関係者がくす玉を割ったあと保育園児たちが地元に伝わる「子供鹿踊り」を披露しました。
地元特産の日本酒やコメ、野菜などが並ぶ産直売り場では、２０００円以上の買い物をしたお客を対象に地元産の酒などが当たる抽選会も開かれ、大勢の家族連れなどでにぎわいました。
リニューアルに伴い、休憩所や乳児のための授乳室を新たに設けたほか、駐車場もこれまでの１１１台から１９２台と大幅に拡張しました。
訪れた市内の女性は「産直の売り場をよく利用しています。駐車場も広くなり使いやすくなったので、また利用したい」と話していました。
「道の駅石鳥谷」の梅野尚彦駅長は「今までは大型バスの駐車場がなく不便をかけていたが、これからは観光客など大勢の人に利用してもらいたい」と話していました。
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